(2月)大人の社会科見学~司法の窓口~
定員状況:○ 募集中
人生において“裁判所”にかかわった経験をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
もちろん裁判所は裁判をするところですので、基本的には紛争に発展してから行くところです。その意味では、人生で一度も訪れることがない方も多くいらっしゃいます。
しかし、家庭裁判所で成年後見制度を申し立てる場合や、裁判員裁判で裁判員に選任される場合など、民事訴訟以外の手続で司法を利用することは十分に考えられます。講師は岡山地方・家庭裁判所で実際に裁判所書記官として勤務していた経歴を有するため、“訴訟沙汰”じゃなくとも裁判所を利用する機会があり得ることを実感しています。
そこで、大人の教養になる、場合によっては自らが利用する可能性もある「司法」について学んでいただき、法律問題に直面した際に慌てず対処できる準備をしていただければと思います。
-
曜日・時間
第1、第3週水 10:00~12:00
-
受講料
1,650円×1ケ月あたりの回数 (毎月銀行口座より 自動振替) -
教室
103
-
受講に必要なもの
講師
- 岡山ファイナンシャルプランナーズ
- 末藤丈晴
講座スケジュール
2月 5日 | 裁判所ってどんな組織なの?どんな人が働いているの? ドラマでやっている裁判ってホントなの? 内部事情を知る裁判所書記官が、皆様がお持ちの素朴な疑問にお答えしつつ、裁判所がどんなお仕事をしているかを解説します。 |
---|---|
2月19日 | 昨今の高齢化に伴い、裁判所が扱う事件類型の中で特に“家庭裁判所”の事件数がどんどん増加しているところです。 高齢者の方やそれを支えられているご家族にとっては、成年後見制度や遺言書の書き方等、財産管理・相続に関わる知識へのニーズがおありかと存じます。 そこで、成年後見制度や、遺言書の書き方について学びつつ、実際に財産管理・相対策をしなければならなくなった場面を想定しつつ、解決策を提示します。 |
3月 5日 | 衆議院の選挙権を有する人であれば、いつ何時、裁判員の候補者になるかわかりません。ある日突然裁判所から封書が送られてくるわけですが、馴染みがなければ正直慌ててしまうでしょうし、裁判所へ行ってからも不安だらけであるかと思います。 本講座では、選任までの手続についての解説や、裁判員裁判で裁判員がどのようなお仕事をするかについて言及しつつ、模擬事例を踏まえて、参加者の皆様に「刑事裁判」を体験していただきたいと思います。 |